「一人では、やっぱり何も出来ない」
ライアーゲーム / 甲斐谷忍
■
就活の選考でライアーゲームやらされた
http://blog.livedoor.jp/roadtoreality/archives/51486670.html
就活で特殊なゲームをやらせるのは勝敗よりも「特殊な状況でどういう風に振る舞うのか?」という人間性を見る事が多いけれど、これは単純な勝敗で決めてるっぽいですな。
こんなので学生さんの資質を測れるのか?……と思いますが、このスレを立てた人の説明が酷すぎて「ああ、こういう人を落とす為なのかな」とか考えさせられたり。
■
こういうゲーム「自分だったらどうする?」って考えるのが楽しいです。僕は「他人の指示に従う」という発想がキライなので、自分の所属するグループに対して
・8名中、最大で6名しか合格出来ない。
・ゲームの進行によっては5名以下しか合格出来ないケースがある。
・だから我々はグループ内の生存率を高める努力をしないか。
と説得し、
・このゲームをプレイして勝利する自信のある人は居るか?
・居るとすれば、単独で戦ってもらって構わない。
・でも残された人でグループを作れば必ず勝利出来るけど?
と、離脱者を抑止して
・平等を期する為に、クジかジャンケンで決めよう。
と提案する、とかですかね。
まあ現場でその提案を思いつくか微妙だし、実際に上手く行くかどうかわかんないですけど。とにかく「誰かの指示で騙し合いして就活の合否を決める」っていうのはヤなので、いずれにしてもゲーム外勝負を提案する気がします。
■
ちなみに最初は「一億円札をコピーしてバラ撒けばいいんじゃね?」と思ったんですけど。きっとそのあたりは抑止されてる予感。
■
ちなみにあらゆる選考の最終的な攻略は、ゲームを上手くクリアする事でも、頭の良い回答をするのでもなく、「選ぶ側になる」事です。
ちょっと考えればわかりますが、全ての試験官が自分が出す試験をパスしている訳ではありません。東大を最初に作った人は東大を卒業している人ではありません。自分は試験もパスしていないのに、他人に狭い関門を通らせようとする巧妙な人が存在するんですね。
こうした「選ぶ側になる」方法はイロイロありますが、その道を大人はなかなか提示しません。表玄関からの受験が全てかのように装うので注意が必要です。
それでは。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
2012年3月10日土曜日
【日記】就活とライアーゲーム
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿