女王さま、あなたこそ、お国でいちばんうつくしい。
白雪姫 / グリム
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全然日記書いてない予感。
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最近、映画をバタバタバタッといくつか観ました。
普段あまり観ないので新鮮。ということで、溜まっていた映画の感想など。
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スノウホワイト
http://snowwhite-movie.jp/
以前、外事警察を観に行った帰りに台風で映画館から出られなくて無理矢理観た映画。
有名な童話を「戦う白雪姫」「ダークな女王」的に現代風映画にしました……っていう感じでプレゼンしてたので期待していたんですが、結論から言うとそれほど面白いとは思いませんでした。が、同行していた人は「面白い」と言っていたので人それぞれ感。
自分がダメだったところは、以下のような感じ。
・中途半端な「戦う」白雪姫。
・中途半端な「苦悩する」女王の描写。
・アートかリアルか微妙な感じの美術。
・ラストの大団円シーンが悪い意味で昔の映画っぽい。
書き出してみると「自分が期待していたモノと違う」という不満なので変な先入観を持たずに観れば面白いのかも。
ちなみにこの映画「アリスインワンダーランドのスタッフが制作した」的なキャッチコピーがついています。「そういう他の映画を引き合いに出す映画ってダメ映画多いよね」って話をしたら「元々のアリスインワンダーランドも微妙な映画じゃないすか」って言われて納得。
白雪姫/グリム
http://www.aozora.gr.jp/cards/001091/files/42308_17916.html
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遊星からの物体X ファーストコンタクト
http://buttai-x.jp/
「好きな映画を3つ挙げろ」と言われたら必ず入れる「遊星からの物体X」の前日譚。
南極のノルウェイ基地近くで発見されたUFOからエイリアンが見つかって、という出だしで始まるSFホラー。売れないからなのか上映館・上映回数が極端に少なくてわざわざ有楽町まで観に行って来ました。劇場はそれなりに混んでいて、俺はちょっと昔SFにはウルサかったよ的なオッサン率がスゴイ(勝手な妄想)。自分もその中の一人ですが。
映画としては、大体、まあ、前作と同じ。
個人的には「前作の面白さをそのままに、現代映画のノウハウを詰め込んだらさぞや面白いだろう」と思ったけれど、どっちかというと前作リスペクトの比重が高くて現代的な演出はほとんど無く。やってることも前作とほとんど同じなので驚きというよりは追体験に近い感じ。
前作を観た人にとっては「それほど外れてないけど前作は超えてない」って感想がほとんどだと思います。ただ、前作は「あの時代にやった」っていうフィルターがかかっているし、今作は今作でそこそこまとまっている映画だと思いますよ(誰へ言い訳してるんだろう)。
前作を観たこと無い人(でSFホラー好き)にはそれなりにお勧め。前作を好きな人はあまり期待しないで観ればいいんじゃないでしょうか。個人的には女優がそれほど美人じゃないのがとても良かったです。
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補足。ペラペラのパンフレットの半分が聞いたことも無い評論家のウンチク話でびっくり。最近のパンフはこんな感じなんですかね。
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ダークナイトライジング
http://wwws.warnerbros.co.jp/batman3/
大した事なかった「ビギンズ」からいきなり化けた「ダークナイト」に続く、(新しい)バットマン三部作の最終作。引退したハズのバットマンは新たな敵「ベイン」と対決する……
面白かったです。
前半ちょっとダレた気がしますが、後半の畳みかけるような展開は圧巻。
前作「ダークナイト」が素晴らしかった理由の一つに「ジョーカー」の存在がありますが、今作ではそうした敵側の狂気を描くのではなく、ヒーローそのものの活躍を描いていました。そういう意味では前作よりも正道な娯楽作品になっていたと思います。どちらがイイとかではなく、違う方向に舵を切ったのは勇気のある決断だったなーと。
キャットウーマンのバイクシーンが素晴らしかったです。
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ダークナイトライジングのストーリーは現代的な構成ですね。
最初に提示される状況Aが壊されて状況Bになる、というような事が色んな箇所でされていますが、全体を俯瞰して観れば「状況Bを描きたい」っていう意図が先にあって、それを引き立たせる為に状況Aが作られてる事が判ります。
何言ってるかわかんないと思いますが、あんまりネタバレするのもアレなので。
また、ワンアイデアで済まさずに、複合的で多数のプロットを組み合わせている事も判りやすくて、シナリオ書きたい学生さんとかは勉強になるかもしれません。
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前作「ダークナイト」に出てきたジョーカーが忘れられない方はこちらのマンガをご紹介。
ジョーカー (バットマン) [単行本]
http://www.amazon.co.jp/dp/product/4796870873/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&tag=bukkoro-22/
アメコミは絵が受け付けない事が多いんですが、このコミックは大丈夫でした。ダークナイトのジョーカーに一番近いジョーカーに再び出会えます。おまけで↓もご紹介。
バットマン:キリングジョーク 完全版 (ShoPro books) [大型本]
http://www.amazon.co.jp/dp/product/4796870652/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&tag=bukkoro-22/
ダークナイトっぽくはないけれど、それなりに面白いです。
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2012年8月22日水曜日
【日記】(それなりにネタバレあり)スノウホワイト/ダークナイトライジング/遊星からの物体Xファー
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