Maiking Weird Games for Weird People
/ Yoko Taro
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イロイロまとめているウチに時間が経過してしまいました。
とりあえず、講演のリンクとか、感想とか。(4/2追記)
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Siliconera
http://www.siliconera.com/2014/03/20/nier-drakengard-creator-says-nier-inspired-9-11/
Gameinformer
http://www.gameinformer.com/b/news/archive/2014/03/20/making-weird-games-for-weird-people.aspx
Polygon
http://www.polygon.com/2014/3/20/5530308/drakengard-nier-director-methods-for-telling-strange-stories
HobbyConsolas(スペイン語)
http://www.hobbyconsolas.com/noticias/nier-inspiro-atentados-11-septiembre-66192
Vandal(スペイン語)
http://www.vandal.net/noticia/1350649026/el-11-de-septiembre-inspiro-el-desarrollo-de-nier/
以下は日本語
ファミ通
http://www.famitsu.com/news/201403/21050331.html
4Gamer
http://www.4gamer.net/games/207/G020792/20140321005/
Insider
http://www.inside-games.jp/article/2014/03/25/75471.html
Game Spark
http://www.gamespark.jp/article/2014/03/25/47315.html
Game Watch
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20140323_640852.html
英語記事としては Siliconera
さんが一番速いリリースでした(講演後30分~1時間くらいで出た)。聞いたところ「講義中にタイプしてそのままリリースした」との事。
あと日本語ではファミ通さんが(省略がなくて)ニュアンスが正確だと感じました。そして 4Gamer さんの最後の分析は鋭い。
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そんな、今回の講演の目的は3つ。
・今まで日本で言ってた事を北米に向けて言い直す。
・「GDC講演者には何が起きるのか?」のレポート。
・「来場者が」楽しめるプレゼンする。
まず、対象がアメリカの人向けだったので、講演内容は基本的にこれまで喋った事の焼き直しです。これはそんなに難しくない。
2番めのレポートは現在マトメ中です。あまり体験者のいないGDC講演の裏側で一体何が起きていたのかを紹介したいと思います。かなりメモの量が多いので、しばらくGDC日記だらけになると思います。ごめんなさい。
一番最後の「『来場者が』楽しめる」という点については、個人的に初めての試みです。
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製品のプロモーション用インタビューなんかと違って、講演では自身の経験や体験がコンテンツの本体になります。素人芸ながらも、まあ、やる以上は頑張らないといけないわけです。
ただ、こういうカンファレンスでは、後から要約して記事で読んでしまえば現地にいようが、ネットで見ようがほとんど変わらなくなってしまいます。終わった後、「あれ?この記事読めばよくね?」とか思う事が過去にあり、なんとかしたかったと。せっかく足を運んでくださった聴衆の人に報いたい、という事を念頭に「来た人だけが味わえるグルーブ感」をテーマにしていました。
ま、簡単に言えば演技をするという事なんですが。
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演技といっても、間をちょっと空けたり、声のボリュームをコントロールしたり、まあそんなくらいです。で、やってみて思ったのは「プロの役者はすごいなー」という事と、まあ、こういうのは素人が手を出しちゃいけないなーという感想で。
ストーリーを作るのは(普段からやっている事なので)大して難しくないのですが、問題はその中のユニットとして自分個人が入る事です。普段他人に対して出している演出が自分ではさっぱり出来ない。
上手く喋れないとか、焦って伝え忘れるとか、恥ずかしいとか、そういう部分との戦いでした。プレゼン全体の為に自分の個を殺す、という慣れない行為をグズグズと頑張っていたのがGDCの一週間だった気がします。
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ま、そんなこんなで、自分のGDCの戦いは終了しました。
お誘いくださった有限会社ハチノヨンさん、通訳してくださったキョウコさん、現地でリハーサルに付き合ってくれた岩崎さんに感謝感謝です。
そして、ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。
楽しんでいただけたのであれば、幸いです。
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写真は使い終わったお面。長きに渡って使ってきて北米でボロボロになったので捨てました。
さよなら、ヨコオタロウ。
御役目ごくろうさん。
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